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2023年4月26日のブックマーク (2件)

  • 不眠、社会化されない病のエセー|伏見瞬|晶文社

    注目の書き手にいまの関心事を綴っていただく「マイ・スクラップブック」。第4回は、批評家・伏見瞬さんにご寄稿いただきました。 著者が長らく苦しまされてきた不眠症について。眠れないことの恐怖とは。 「不眠は現代において反=社会的な病だ――」 「第七に睡眠」 どんな運動体でも共同体でも組織体でも、眠りをおろそかにするものはすべて信用に値しない。人が共に生きるための前提条件、つまり孤独の根拠を無視しているからだ。 森元斎は無政府主義を平易に解説せんとした『アナキズム入門』(ちくま新書,2017)において、19世紀ロシアの革命徒ミハイル・バクーニンの以下の言葉を引いている。スイス・ジュラ地方でインターナショナル会員と議論した際に、バクーニンが人間の幸福について語ったものだという。 「第一に自由のために闘い死ぬこと、第二に愛と友情、第三に科学と技術、第四に喫煙、第五に飲酒、第六に事、第七に睡眠」 森

    不眠、社会化されない病のエセー|伏見瞬|晶文社
    Imamu
    Imamu 2023/04/26
    「ごくありふれた地獄でしかない。だが、どんなに大勢が経験していても、不眠は個人的な体験にとどまる。不眠は社会化されない」
  • デスクラッシュ(deathcrash)、静寂と轟音を操るUKインディーの新たな台風の目 | Mikiki by TOWER RECORDS

    英インディー・シーンに新たな台風の目が現る! 静寂と轟音を自在に操る4ピース、デスクラッシュのサウンドに聴こえるUKロックのネクストな潮流とは? ブラック・ミディやスクイッドと並ぶ英国の新たな世代に属しながら、いわゆる〈ポスト・パンク〉とは明らかに異質なサウンドのフォルム。強いて言うなら〈ポスト・ロック〉や〈スロウコア〉とひとまずず括れそうなスタイルで、フォーキーなテイストを色濃く湛えた力強くコントラストの効いたバンド・アンサンブルを特徴としている――そんなロンドンの4人組、デスクラッシュは、あのブラック・カントリー・ニュー・ロードに音楽的な方向性を与えたグループとしても知られている。 「バンドを始めるにあたっては、コデインやデヴィッド・パホ(スリント)、ダスター、初期のモグワイ、スパークルホースにとても影響を受けた。ヴォーカリストとしてはパフューム・ジーニアスにも。僕とパトリック(・フィ

    デスクラッシュ(deathcrash)、静寂と轟音を操るUKインディーの新たな台風の目 | Mikiki by TOWER RECORDS
    Imamu
    Imamu 2023/04/26
    「ちなみに、パトリックは今作について〈Slow-mo(スロウコア+エモ〉と形容している。ちょっとしたジョークのつもりだそうだが」