2014年度(来年度) 大学院ゼミ シラバス ★授業方針・テーマ 【危険思想としての社会学】 社会システム理論は、ウェーバーやデュルケームやジンメルの時代から、右翼思想や保守思想や全体主義思想と極めて近縁である。そのことは社会学の欠点よりもむしろ長所と密接に結びついている。そのことを徹底的に理解した上で危険回避の方法を探求する。 ★習得できる知識・能力や授業の目的・到達目標 社会システム理論の最先端、ならびに政治哲学の最先端の議論を、習得する。それを通じて、全ての社会学ないし社会理論の政治性をチェックできるようになることを目指す。同時に、目下の政治状況を適切に記述し、マッピングするための能力を習得することをも目指す。キーワードは、全体主義、右翼、保守主義、社会化、ニューディール政策、パターナリズム、事実性、恣意性、非任意性、歴史性。 ★授業計画・内容 キーコンセプトは「危険思想としての社会