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ブックマーク / www.style.fm (6)

  • WEBアニメスタイル | 色彩設計おぼえがき[辻田邦夫]第174回 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき その1

    あけましておめでとうございます。昨年はメチャクチャ原稿落としまして申し訳ありませんでした。それもこれも『輪るピングドラム』のためでありました。そうそう『輪るピングドラム』ですよ! みなさん見てくださってましたか? 放送は終わってしまいましたが、Blu-rayとDVDはまだまだこれから! ということで…… さてさて。 いよいよ今日から始めます! 『輪るピングドラム』色彩設計おぼえがき。密かに待っていらっしゃった方もきっといるはず! ……と思いたい。とにかく始めます。 第1話 運命のベルが鳴る 絵コンテ:幾原邦彦 演出:中村章子 色指定:辻田邦夫 まずは第1話。とにかく第1話は重要です。「こんなのをやる!」という、まず最初の提示をしっかりやらないといけません。お話、演出、作画もですが、全部ひっくるめて「画面の基」を見せる。これが第1話の最大の重要ポイントになります。『輪るピングドラム』の場

  • WEBアニメスタイル_COLUMN - アニメ様の七転八倒 第16回 オッパイと芸術

    今回は『プラスチックリトル』の「オッパイ」について書く。この場合は「乳房」とか「バスト」といった言葉では、だめなのだ。「オッパイ」という、ちょっと口に出すのが恥ずかしい言葉が、適切だと思う。別にエロい話をしたいわけではない。すごくマジメな事を書くつもりなので、我慢して最後まで読んでいただきたい。 OVA『プラスチックリトル』がリリースされた当時、そのシーンにショックを受けた僕は、知人にこの作品を薦めまくった。勿論、薦めるポイントがポイントだったので、相手は同年輩の男性ばかりだった。アニメーター友人はあまりのインパクトに大笑いし、脚家の友人は「風呂場のシーン以外は、記憶に残らないよ!」と怒り出した。近年になってとあるカリスマアニメーターが『プラスチックリトル』を観ていないと聞いたので、是非観てほしいと言った。彼の感想が聞きたかったのだ。「いや、観なくても大体は見当がつくよ」と言っていたカ

    Imamu
    Imamu 2006/12/16
    「プラスチックリトル」「アニメのキャラとは、見たいパーツは丹念に描かれ、見たくないパーツは排除されたもの」
  • WEBアニメスタイル_特別企画 鶴巻和哉が語る『トップをねらえ2!』秘話 第1回 旧『トップ!』はオタク否定の作品だった?

    いよいよ最終巻を迎えた『トップをねらえ2!』。マニアックOVA金字塔の続編である事と、俊英・鶴巻和哉の監督作品である事で話題となった作品だ。シリーズ終盤の仕掛けに驚いたファンも多かった事だろう。今回のインタビューでは、企画の成り立ちから、鶴巻監督の旧『トップをねらえ! Gunbaster』への想い、テーマに関する事など、色々なお話をうかがった。なお、インタビューには佐藤裕紀プロデューサーにも同席していただいた。最終回の展開についても触れているので、未見の方はちゃんと編を観てから読む事をお勧めする。 ●プロフィール 鶴巻和哉 1966年(昭和41年)2月2日生まれ。新潟県出身。血液型A型。高校卒業後、専門学校を経て、スタジオジャイアンツでアニメーターとしてデビュー。その後、ガイナックスに籍を移し、アニメーター&演出家として活躍。『ナディア おまけ劇場』で演出デビュー。『新トップをねらえ! 

    Imamu
    Imamu 2006/09/23
    ウラシマ効果
  • WEBアニメスタイル_COLUMN アニメ様の七転八倒 第65回 『時をかける少女』とモラトリアムの特権

    細田守監督版の『時をかける少女』を観て、ごく当たり前に面白いという事が、こんなにも価値があるものだったのかと思った。誰にでも分かる普通の映画なのに、充分に満足できる。「だけど」や「の割りには」がない作品だ。「……だけど、頑張っている」とか「……の割りには、面白い」ではない。そんな条件なしに「よくできている」「面白い」と言う事ができる。 細田監督が「アニメは何ができるか」「アニメはどんな事が得意か」という事をよく分かっていて、それをやり切っているのが気持ちいい。映像のフェティッシュな心地よさは『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』には及ばないが、そういった部分が突出していないところが、青春ものに合っていた。 以下は、余計な話かもしれない。どうして余計かと言えば、解釈などなくても、この映画は充分に楽しむ事ができるからだ。空は青く、雲は白い。主人公は元気で、キャッチボールは楽しそうだ

    Imamu
    Imamu 2006/09/06
    『タイムリープ能力=モラトリアムの特権』とその終わり
  • WEBアニメスタイル 更新情報とミニニュース

    「穏やかな世界」の理由 はい。みなさん、こんにちは。今度の3日(日)に、いよいよ「納涼! 第2回いろんなアニメを観ちゃおう大会」を開催します。今回のイベントでは、橋カツヨの『アタゴオル物語』のパイロットフィルムや小池健の最新短編の上映も決定。『音響生命体ノイズマン』『なんちゃってバンパイヤン』もやります。詳しくはイベントのコーナーを。 今回の更新は他には「animator interview 中村豊(2)」と「DATA BASE 『カウボーイ ビバップ』」。「animator interview」も、いよいよ『ビバップ』の話題に突入する。 で、以下が題。 ここ数年、穏やかなアニメが増えた。最近の、特にヘビーユーザー(マニアック層)向けの作品には「穏やかな世界」を描いたものが多い。もっと詳しく言うと「少女のいる穏やかな世界」である。あまり事件らしい事件は起きず、人間関係も安定。キャラ同士

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    Imamu 2006/09/06
    ヘビーユーザーの年齢上昇////歴史(『ハイジ』『クリィミーマミ』『マジカルエミ』)
  • 第66回 TVマンガが「アニメ」になった時 WEBアニメスタイル_COLUMN

    先日の細田守さんとの対談で『パンダコパンダ』について触れたので、この連載で『パンコパ』について書こうかと思った。いや、まてよ。『パンコパ』について書くなら、先に1980年代前半の「宮崎駿の評価の高まり」について説明しておいた方がいいか。いや、それについて触れるなら、アニメブームについて書いておくべきか。と、どんどん書くべき内容がさかのぼってしまった。そういったわけで、今日はアニメブームについての話だ。 1978年の劇場作品『さらば宇宙戦艦ヤマト ―愛の戦士たち―』は大ヒットを飛ばし、そこから、第1次アニメブームが巻き起こった。『さらば宇宙戦艦ヤマト』で始まったブームが、劇場『銀河鉄道999』でさらに高まり、『機動戦士ガンダム』で最高潮を迎えた。劇場作品が次々と公開され、アニメ雑誌が創刊され、ラジオで関連番組が放送され、グッズが発売され、イベントが開催された。武道館を使ったイベントまであった

    Imamu
    Imamu 2006/08/13
    歴史
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