ユリイカ2008年6月号 特集=マンガ批評の新展開 作者: 荒川 弘出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/05/26メディア: ムック購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (51件) を見る 『ユリイカ』2008年6月号は特集として「マンガ批評の新展開」が組まれています。内容は盛りだくさんなのですが、とりあえず『3月のライオン』を批評の対象としている泉信行「キャラたち/キャラクターたち」が気になったので、それだけ真っ先に読んでみました。 本論稿では*1、漫画表現には4つの視点があるとされてます。すなわち、〈プライヴェート視点〉、〈神の視点〉、〈客観視点〉、〈パブリック視点〉の4つです。詳細については本論稿を実際に読んでいただきたいのですが、簡単にまとめると次のようになりますか。 視点 意義 〈プライヴェート視点〉 誰か一人のキャラクターが感じている「主観的な印象」で
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