12月分の電気とガスの料金は、大手の電力会社とガス会社のすべてで値上がりします。全社の値上がりは4か月連続で、一部の電力会社では、ことし1月分と比べて1000円を超える電気料金の値上がりとなります。 電気とガスの料金の値上がりはいずれも火力発電の燃料であるLNG=液化天然ガスなどの輸入価格が上昇していることが主な要因です。各社はすでに来月分についても値上がりを決めていて、家計への負担が一段と増えることになりそうです。 食品も値上げが続きそうです。原材料価格や物流コストの上昇などを受けて、主なメーカーの砂糖の出荷価格が大半の商品で1日から値上がりしたほか、業務用の小麦粉も今月下旬から値上げされ、外食業界や加工食品のメーカーなどでは対応を迫られています。 三井製糖と大日本明治製糖を傘下に持つ「DM三井製糖ホールディングス」や、「日新製糖」などの製糖メーカー各社は、砂糖の商品のうち一部を除く大半