高校生のときに、自分の得意なことで世の中の役に立つ人間になりたいと思ったのが、そもそもの始まりです。 当時、得意なことは美術全般だったのですが、それは、だんだん写真にフォーカスしていきました。写真を仕事にしようと決めてから何年かは、技術を覚えるのに精一杯で、他のことを考える余裕はありませんでした。しかし、余裕が出てくると、今度は、この覚えた技術をどう使えば世の中の役に立つのだろうかと悩み始めました。そんな時に、工事現場の撮影をさせてもらう機会があったんです。 その頃の工事現場といえば3K(きつい、汚い、危険の頭文字Kをとって3K)の代表で、人気のない職場でした。でも、実際に虎ノ門の交差点の地下深くにある現場に行ってみると、巨大なものすごい機械を使って掘っていて、いわゆる世間の皆さんが抱いている3K現場のイメージとはまったく違い、SFみたいな世界が広がっていたんです。そこでは、共同溝という送
![異文化・異業種インタビュー JAXA×クリエイティビティ #03 | ファン!ファン!JAXA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/534989631449ada33b1555eb2e135ad0a2161f96/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffanfun.jaxa.jp%2Fcreativity%2Fimages%2Fth_creativity.png)