宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が進める「商業デブリ除去実証(CRD2)(※1)フェーズI」の実証衛星ADRAS-J(※2)が、非協力的ターゲット(※3)であるスペースデブリを「定点観測」にて撮影した画像を、株式会社アストロスケールが公開しました。 図1:「定点観測」によるCRD2のターゲットスペースデブリの連続画像のうちの1枚 (2009年に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を打上げたH-ⅡAロケット上段, H2A R/B, International designator: 2009-002J, Catalog Number: 33500, 画面下が地心方向) 「定点観測サービス」は、CRD2フェーズIにおいてJAXAが契約相手方企業に求める4つの「サービス」(※4)のうちの1つで、対象デブリの軌道座標系(※5)上の定点から対象デブリを観測し、所定の画質・データ量の