Arrowhead Game Studiosは7月23日、『HELLDIVERS 2(ヘルダイバー2)』に向けて現地時間8月6日に大規模アップデート「The Escalation of Freedom」を配信すると発表した。
『Hyper Light Drifter』はハイファイ世代のピクセルアートが想像力の翼をもたらす2DアクションRPGだ。宮崎駿フィルムを想起する雰囲気の世界を、『Diablo』のハイテンポ戦闘でかけぬけ、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のように探索する、16bit機世代が夢見たゲームである。それらキーワードに反応するプレイヤー層を想定し、最初から難度が高いので、ゼルダオマージュに飽いたゲーマーも満足できよう。コンプ要素もクリア時間以上を要し、満腹になるまで堪能できる。 本作の話題には、その「難しさ」が必ずあがる。アクションゲームの難度もそうだが、ストーリーがずばぬけて難解だ。ゲーム紹介に「主人公は病気の治療法をもとめて古代遺跡を探索する」とあるが、ゲーム中の演出は隠喩に満ちあふれており、本当にそれが病気なのか疑わしい。本作の見どころは、それらの考察に要する想像力をきたえる仕掛けにある
ほんの数年前まで、Lucas Pope氏の名前を知る者はそう多くなかっただろう。『The Republia Times』や『The Sea Has No Claim』などシンプルかつ興味深いテーマのゲームを手がけており一部の界隈では注目されるインディークリエイターであった。そして2013年に『Papers,Please』をリリースするとたちまち人気が爆発。世界にその名を知らしめ、また氏の新作『Return of the Obra Dinn』は大きな期待が寄せられている。しかし、Lucas Pope氏は依然として謎に包まれている。どのような人物が何を想い、個性的なゲームたちが生まれるのか。今回は本人を直撃しその哲学を語ってもらった。 Lucas Pope ――開発者としての経歴を教えてもらえますか。 Lucas Pope(以下、Lucas): 1988年ぐらいに、マッキントッシュプラス用のソ
ホーム ニュース 忘れ去られた”時”を集める「ドリフター」の活躍描く、2DアクションRPG『Hyper Light Drifter』の発売が4月1日に決定 インディーデベロッパーのHeart Machineは、アクションアドベンチャーRPG『Hyper Light Drifter』のPC版を3月31日にリリースすると発表した。販売は「Steam」「GOG.com」および公式サイトで実施され、国内での発売は4月1日となる見込み。当初は2014年にリリース予定とされていた期待作が、2年の時を経てようやくプレイヤーたちの手元に届くこととなる。 タイトル名にもある「ドリフター(Drifter、放浪者)」とは、忘れ去られた知識や失われた技術、消え去った歴史を収集するコレクターのこと。『Hyper Light Drifter』では、不治の病にかかったドリフターが主人公となり、「忘れ去られた時の島」で治
「囲碁」の世界チャンピオンLee Sedol選手に、GoogleのAI「AlphaGo」が4勝1敗で勝利したニュースは記憶に新しい。Googleは次にRTSの『StarCraft』に挑戦したいと伝えている。Google傘下DeepMindのDemis Hassabis氏が、海外メディアThe Vergeに語った。 Google「AlphtaGo」のニュースが多くのメディアで取り上げられているが、「AlphaGo」は実際にどれほどの計算を行っているのだろうか。コンピューターが人間にゲームで勝利するためには、全ての”手”を探索しなくてはならない。ゆえにコンピューターが強いとされているのは手順が少ないゲームだ。たとえば8×8マスの「オセロ」は、1997年の段階で「ロジステロ」と呼ばれるAIが村上七段に6連勝している。さらに6×6マスの「オセロ」は後手必勝であり、コンピューターに勝つには後手で、さ
ガンシューティングというジャンルがある。FPS(ファーストパーソンシューター)とは違い、ガン型コントローラーを使ったプレイスタイルのジャンルで、FPSのようにマップを自由に歩き回れるのではなく、基本的には強制移動式。初期のころは『ワイルドガンマン』や『ホーガンズアレイ』といったファミコン向けのタイトルも登場しており、その歴史は古い。 また過去、アーケードでは大型筐体の特徴を生かした直付けタイプのガンシューティングが主流で、機関銃型のガンコントローラーを使った撃ちまくりの系のタイトルが多かった。1981年生まれの筆者のプレイ体験としては、アーケードゲームの『ターミネーター2 ジャッジメント・デイ』などが、極めて初期のガンシューティングゲームの記憶である。 1992年、コナミの『リーサルエンフォーサーズ』のヒットで状況は一変。それまでの撃ちまくり系ではなく、限りある弾数の中で、いかに効率よく敵
今月17日、ラスベガスで開催された「D.I.C.E. Summit 2016」にて、スマートフォン・タブレット向けモバイルゲームを販売・運営するGlu MobileのCEO、Niccolo de Masi氏は、モデルで女優のキム・カーダシアンをテーマにしたスマートフォン向け基本無料アプリ『Kim Kardashian: Hollywood』が、2014年夏期のサービス開始から最初の5四半期(約1年と3か月)で、1億ドルの売上を達成していたことを明らかにした。スマホの波に飲み込まれた国内ゲーム市場のみならず、北米でも確実にシェアを拡大するアプリ業界。一部ではユーザーレビューを真っ赤に染めるほどの低評価も目立つセレブゲームが、いったい何故ドル箱として大成功を収めているのか。ソーシャルネットワーク時代がもたらした生きるコンテンツのマネタイズ戦略に迫る。 スマホとSNSが生んだセレブゲームブーム
ホーム オピニオン Steam版『テイルズ オブ シンフォニア』の品質に非難相次ぐ。国内メーカーに求められるSteamとの誠実な付き合い方 『ダンガンロンパ』『ドラゴンクエストヒーローズ』『魔界戦記ディスガイア』などなど、最近では国内メーカーのSteam参入のニュースも珍しくなくなりつつある。大手や中小メーカーにかかわらず、国内のさまざまなメーカーがSteamで看板タイトルをリリースし、マーケットを広げ顧客を確保しようとしているのだ。バンダイナムコエンターテインメントもそのメーカーのひとつだ。昨年10月にはSteamでシリーズ最新作である『テイルズ オブ ゼスティリア』(以下、ゼスティリア)をリリースし、今月2日にはシリーズの中でも名作との呼び声高い『テイルズ オブ シンフォニア』(以下、シンフォニア)のリマスター版をSteamでリリースした。しかしその『シンフォニア』は現在、批判に晒され
ホーム ニュース 『Fallout 4』がシリーズファンから批判される3つの理由、Obsidianの続投を渇望する声に根ざしたRPGのルーツ シリーズを通してカルト的な人気を博し、発売前には未公開映像のポルノサイト流出を惹起させるほどに脚光を浴びた話題作『Fallout 4』。触れ込みどおり、ゲームとして高い評価を得ている一方で、その一変したゲーム性や演出から、シリーズ続編としては批判的な声も寄せられている。そんな中、2010年のスピンオフ作品『Fallout: New Vegas』を手がけたObsidian Entertainment(以下、Obsidian)に、続投を望む声が後を絶たない。なぜ従来のファンたちは『Fallout 4』を“Fallout”にあらずと揶揄するのか。一部のレビューを赤く染める要因となった3つの理由から、ロールプレイングの本質とシリーズのルーツに迫る。 Fall
ホーム One Coin Gamer 『Pony Island』レビュー、かわ縺いポニーを操作すアア楽しモアクシモョ?ー引!あなたを縺ゅ>殺縺・て縺? ・魂撰托抵シ? 『Pony Island』は、インディーデベロッパーのDaniel Mullins氏により開発・発売された”サスペンス”パズルゲームだ。2016年1月5日にリリースされたばかりの本作は、わずか498円の無名のタイトルでありながらも、すでにSteamで700件近いレビューを獲得。一部の海外メディアにも取り上げられるなど、ひそかな注目を集めている。 もとはゲームジャムの「Ludum Dare 31」にて開発された本作、一見するとポニーがテーマのカジュアルゲームに見えるのだが、いったいどのような内容なのだろうか。筆者は498円をさっさと払い、ゲームをプレイしてしまうことをオススメする。信用できないという読者は、このままレビューを読
ホーム コラム 『スプラトゥーン』はイカにして成功したのか。その歴史と秘密を徹底究明、岩田前社長の意志を受け継いだ魂の作品 [Update: 2015年12月31日 20:25] 記事初版にて「E3の映像では敵を倒すとポイントが頭上に表示され、敵を倒すことがポイントの一部になる仕様だったと考えられる」と掲載しておりましたが、のちに開発者が「E3時の映像で敵を倒して表示されたポイントは、あくまで敵を倒した際塗った陣地のポイント」であったと述べていました。誤った情報を伝えたことを、深くお詫び申し上げます。 今からちょうど1年前、『スプラトゥーン』という言葉を知っているのは一部のゲームファンだけだっただろう。フィールドをインクで塗りまわり、イカになって塗られた場所を移動するゲームが、名だたるFPS作品を押しのけ権威のあるThe Game Awardsで国内ゲームとして初の「ベストシューター賞」を
ホーム ニュース 目が見えない盲目のゲーマー、約5年の時を経て『ゼルダの伝説 時のオカリナ』を”音”で全クリアする。ナビィの導きや剣の当たった音など頼りに 海外に住む1人のゲーマーが、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をクリアしたことが海外で話題となっている。このゲーマーの名はTerry Garett氏、5年ほど前から複数のアクションゲームのプレイ動画をYouTubeに投稿してきた”全盲”の人物だ。Garett氏は3年前に補助付きで『ゼルダの伝説 時のオカリナ』を一度クリアしているが、このチャレンジでは完全に手助け無しで自分の耳だけを頼りにプレイしてみせている。 Garett氏はコロラド大学にてNASAで働くことを夢見てエンジニアリングを学んできた人物である。5年ほど前に2Dアクションゲーム『Oddworld: Abe’s Oddysee』のプレイ動画をYouTubeに投稿した彼は、次にお気に
ホーム ニュース 「Steamウインターセール」でオススメしたいタイトル8選。旬の大型タイトルから最安値更新の小粒タイトルまで Valveは太平洋時間の12月23日から1月4日まで、「Steam」にてウィンターセールを実施する。先日のSteamオータムセールに続き、今回もデイリーやフラッシュセールは撤廃されており、各タイトルが最初から値引きされた状態で購入できるようになっている。Steam上では「Northpole Noir」という名のノワールコミックが日々更新されているぐらいで、大きなイベントやミニゲームは用意されないようだ。 オータムセール時と同様に、Steamブラウザをスクロールすればユーザーへのオススメタイトルが延々と表示されるわけだが、数千本の中からいったいなにを買えばいいのか頭を悩ませている読者も多いことだろう。今回も同記事では、AUTOMATON編集部が厳選したオススメのタイ
ホーム Indie Pick 16歳の学生らが開発する『Way to the Woods』が美しい。親子の鹿が奇妙な場所に迷い込むUE4製3Dアドベンチャーゲーム、「もののけ姫」や「千と千尋」の影響も 全記事Indie Pick
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ホーム ニュース コナミ、「The Game Awards」への小島秀夫監督の参加を従業員契約に基づき断る。『MGSV』はアクションADV賞を獲得、Cliffy Bは公然とブーイング 全記事ニュース
とある国で開発・販売したビデオゲームを他の国で販売する場合、必要となるのが「ローカライズ」だ。近年は日本国内でもローカライズされた海外産タイトルがプレイできる機会が増えているが、はたしてこのローカライズにはどれだけの資金やリソースが必要となるのだろうか。日本タイトルを英語圏向けにローカライズ販売している企業「XSEED Games」にて働いていたJess Chavez氏が、どのような行程でゲームがローカライズされるのかを自身のブログにて記している。 ライセンス、開発、翻訳 Jess Chavez氏は、XSEED Gamesにてローカライゼーションマネージャーやシニアエディターとして勤務していた人物だ。彼女はローカライズではまず「ライセンス契約」を進めなければならず、ゲーム販売やライセンスのフィーなど、ゲームをパブリッシングする権利を得るには多大な費用が必要になると説明した。 ライセンス契約
ホーム Indie Pick 「パパ、『魔界村』に出てみたい」から開発が始まったゲーム『Battle Princess Madelyn』、実の娘を主役にしてしまった「魔界村」風2Dアクション 全記事Indie Pick
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