ミャンマーからバングラデシュ・ウキヤ地区の難民キャンプに逃れてきたイスラム系少数民族ロヒンギャの男性と子ども(2017年9月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【9月24日 AFP】バングラデシュ当局は23日、隣国ミャンマーからのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)流入はほぼ停止したと発表した。約1か月前にミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で起きた軍とロヒンギャ武装集団との武力衝突を機に国境を越えてバングラデシュに流入したロヒンギャは約43万人に上る。 ロヒンギャの流入が激減した理由について、バングラデシュ当局は明らかにしていないが、バングラデシュに逃れたロヒンギャの住民指導者らによれば、ラカイン州ではロヒンギャが住んでいた国境近く村々のほとんどが今では無人だという。 コックスバザール(Cox's Bazar)近くの難民キャンプでAFP