2016年8月19日、沖縄県東村の米軍北部訓練場のゲート前で、ヘリパッド建設に反対する座り込み抗議行動を行った後、警察に排除される米軍基地反対派が目撃された(写真:ZUMA Press/アフロ) 2016年沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設工事に反対する市民に向けられた、大阪府警警察官による「土人発言」。あのとき、大阪府・松井一郎知事(当時)は、機動隊を擁護し、差別的な暴言を容認するかのような姿勢を示した。さらに、古くは明治時代、第5回内国勧業博覧会で生身の人間を見世物として展示した「人類館事件」。ジャーナリストの安田浩一氏は、日本社会では連綿と沖縄への差別と蔑視が続いていると問題提起する。安田氏の新著『なぜ市民は"座り込む"のか――基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。 【写真】ヘリパッド建設反対のデモの写真を見る * * * なんだろう、
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