「杉の木の上あたりを飛んでいった」。自宅の庭で、2月にオスプレイを目撃した方向を指さす馬場功世さん=熊本県菊陽町道明地区で2025年3月9日午前10時56分、中村敦茂撮影 全国の民間空港で2024年に米軍機が着陸した回数は21空港に計317回で、そのうち熊本空港(熊本県益城町)が最多の88回だったことが国土交通省のまとめで判明した。全国の4分の1超を占めた。対中国を念頭に、日米は九州・沖縄で離島防衛の訓練を頻繁に実施しており、専門家は、地理的な理由や部隊運用面での利点から熊本空港の使用が増えているとみる。なし崩しに進む軍事利用に、地元では不安と不信の声が漏れる。 「あの杉の木の上あたりを飛んでいった。演習の帰りかなと。(旅客機とは)全く音が違った」 熊本空港の直近、熊本県菊陽町道明地区で暮らす町議の馬場功世(こうせい)さん(73)は今年2月下旬、自宅の庭の上空をオスプレイが飛ぶのを目撃した
