ブックマーク / kaze-no-katami.hatenablog.jp (200)

  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 4 - 風のかたみの日記

    2.「僕達は週刊DANDYを発行します」編集部一同が宣言した (1) 年が明けて1974年1月、その機能的外観から「軍艦島」と呼ばれた三菱端島炭鉱閉山のニュースが巷に流れていた。 それとは全く何の関係も無く、深沢全共闘、兼新聞委員のアガタの発案のもと週に1度、2年4組内に限って機関誌を制作、発行する運びとなった。 全共闘とは言っても、所謂学生運動のピークは既に過ぎており、学内にその流れを汲む3年生が数名いて、ヘルメットにタオルの覆面というお約束の装束に身を包み、入学式等に出没してはビラを配ったりする他は、特に目立った活動はなかった。そしてその連中の拠点が新聞委員会の部屋だった。 因みに、校則では一応制服を定めていたが、生徒の大半は着用せず、主流はVANやKENTに代表されるアイビールック。それ以外の者はパンタロン(当時ベルボトムという言い方はしなかった)のGパンに長髪というスタイルで登校し

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 4 - 風のかたみの日記
    Ippo-san
    Ippo-san 2020/05/18
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記3 - 風のかたみの日記

    1.「コンサートやらないか」アグリーが言い出した (3) アグリーのソロアルバム制作は手持ちのオリジナルがまだ数曲残っていたが、写真撮影など開始時に無用な時間を浪費し過ぎた為、結局4曲を録音して年の瀬を迎え時間切れとなり、取敢えず終了した。 残りは後にアグリーとセンヌキ二人でベーストラックを録り、アグリーがそのテープとカセットデッキを持ってクマの家を訪ね、リードギター、ボーカル等をダビングする形が採られることになる。 何はともあれ、これまで学校で偶にしか一緒にギターを弾くことがなかった三人は、初めてそこで正式にバンドを組む事にしたのである。バンド名はI,S & N。妙に凝った名前を付けるより、自分達の名字の頭文字を並べただけの方が渋い。との理由であるが、どう考えても当時クマ達が心酔していたアメリカのスーパーグループC, S, N & Y (クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング)の模

    青春浪漫 告別演奏會顛末記3 - 風のかたみの日記
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    Ippo-san 2020/05/17
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 2 - 風のかたみの日記

    1.「コンサートやらないか」アグリーが言い出した (2) レコーディングごっこであるからして、当然スタジオで録音するわけではない。その頃の彼等の小遣いでは学用品を除き、月々LPレコード1~2枚とギターの弦を買う位が精一杯で、レンタルスタジオを借りる余裕など無かった。尤もスタジオ自体、当時はそれ程一般的ではなく数も限られていた。 だが、エレクトリック・ギターをアンプに繋げば大きな音が出る。という点ではプロフェッショナルもアマチュアも違いはない。騒音をまき散らす近所迷惑なギター小僧が、先ずしなければならない事は演奏する場所探しである。 すると幸運にも大学教授をしているというセンヌキの父親が、自宅二階にある20畳程のリスニングルームを、唯単にレコードを聴くだけでは飽き足らなくなった、苦悩する若き芸術家の卵達に開放してくれたのだった。 20世紀最大のメロディーメーカーになる予定のアグリーの処女作の

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 2 - 風のかたみの日記
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    Ippo-san 2020/05/16
  • 青春浪漫 告別演奏會顛末記 1 - 風のかたみの日記

    1.「コンサートやらないか」アグリーが言い出した (1) 国道246号線、通称玉川通りは世田谷区駒沢を過ぎると多摩川に向かってだらだら坂が続く。その途中、深沢八丁目のバス停から駒沢通りへと抜ける桜並木の道沿いに東京都立深沢高校はあった。 創立から僅か10年足らずの新設校で、都立高校の中では中程度のレベルでありながら、学校群制度が導入されて以降、現役の大学合格率は低下の一途を辿り、生徒の多くは「一浪」さえすれば、といった一種の諦め感にも似た漠然とした不安と、黄昏行く青春に対する淡い期待の中にいた。 そして1973年、円はついに変動相場制に移行し、OPECの原油価格引き上げによる第一次石油危機の嵐が吹き荒れている頃、彼等は高校2年生。 無知で無邪気で恐ろしい程純情で、それでいて妙な自信だけは持っている17歳だった。 その年も押し迫った12月、上野毛のセンヌキの家にクラスメイトのアグリーとクマが

    青春浪漫 告別演奏會顛末記 1 - 風のかたみの日記
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    Ippo-san 2020/05/15
  • 連載開始のお知らせ - 風のかたみの日記

    改まって告知する程の事ではないが、以前から考えていた企画を実行しようと思う。実を言うと私には、この「風のかたみの日記」の他に別IDで2016年から始めた創作小説を掲載するブログがある。 だが全く何の予備知識も無いまま見様見真似で「はてなブログ」に立ち上げたものの、読者登録は知人ただ一人。アクセスも無ければ、当然「はてなスター」、ましてや「はてなブックマーク」等にお目にかかる機会もなく、ひっそりと開始し、誰にも知られず終了した。 勿論、内容が稚拙であった事は否定しない。それでも自分で言葉を紡いだ物語ではあるし、何とかして多少なりとも陽の当たる場所を与えてやれないものかと常々考えていたのだ。 因みにこの小説というのは大学1年の夏休み、暇を持て余していた私が、ある事情から急遽書き上げたもので、題して「青春浪漫 告別演奏會(フェアウェル・コンサート)顛末記」。1973年12月から翌年3月までの高校

    連載開始のお知らせ - 風のかたみの日記
    Ippo-san
    Ippo-san 2020/05/14
    楽しみにしています。
  • こんなのあり? - 風のかたみの日記

    先だってひつじ (id:nyanteicafe)さんと二日間に渡り、サイモンとガーファンクルがソロになって以降の曲をYouTubeで紹介し合うというコラボレーションを行った。 実はその際私は、以前から気になっていた事を思い出してしまった。それは所謂「パクリ」=「盗作」問題である。 何と私が崇拝してやまない稀代のソングライターであるところのポール・サイモンの作品をパクった輩がいるのだ。それも日ではかなり著名な音楽関係者なのである。 先ず有名なところでは「いずみたく」という人がパクった作曲したらしい「夜明けのスキャット」なる歌がある。これがもろサイモンの「Sound of Silence」である事はもはや公然の秘密だ。とにかく聞いて頂きたい。 Simon and Garfunkel - The Sound of Silence (1966) 夜明けのスキャット 由紀さおり あまりの類似性にた

    こんなのあり? - 風のかたみの日記
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    Ippo-san 2020/05/11
  • 一枚の写真 - 風のかたみの日記

    その昔、クレジットカードのCMに「出掛ける時は忘れずに」というキャッチコピーがあった。世界中で通用するという薄っぺらいプラスチック製の板切れさえ持てば、それだけで事足りると謳ったものだろうが、今やスマートフォンがそれに取って代わろうとしている。 勿論スマホの機能はそれだけに止まらず、来の目的であった筈の「電話」は隅に追いやられ、出来る事はある意味無限大とも言っても過言ではない。 そのような中で、ガラケイの時代から備わっていた「カメラ」は進化し続け、解像度等の基的スペックの向上はもとより、各種アプリとの組み合わせによる様々な画像処理等、単体のデジタルカメラに一歩も引けを取らないところまで来ている。 かく言う私も常にスマホを持ち歩き、カメラもよく利用しているが、今回、今週のお題「カメラロールから1枚」を書くに当たって、先ず自分の iPhone を覗いて驚いた。そこには何と「写真:5,387

    一枚の写真 - 風のかたみの日記
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    Ippo-san 2020/05/07
  • GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 2) - 風のかたみの日記

    第2回 ART GARFUNKEL 特別企画2日目はご存知S&GのG、天使の歌声・アート・ガーファンクル。何故「天使~」という冠詞が付くのかは、それこそ歌声を聞いて貰えれば判るのではないかと思う。 ja.wikipedia.org 今日、「ひつじ」さんの「Nyan て Wan だふる音楽箱」が選らんだ曲はこちら。 storyofthesugar.hatenablog.com ふっふーん、いつもながら鋭い選曲。何と3曲も被っていたので急遽変更。散々迷った結果がこれ。 Art Garfunkel - Travelling Boy Art Garfunkel : Break Away Art Garfunkel - I Only Have Eyes For You Art Garfunkel - All My Love's Laughter Art Garfunkel - Watermark と

    GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 2) - 風のかたみの日記
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    Ippo-san 2020/05/05
  • GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 1) - 風のかたみの日記

    第1回 PAUL SIMON ポール・サイモン、その名前を認識してから彼是半世紀が過ぎた。とにかく彼について書きだしたら言葉は尽きないが、今回の目的は曲の紹介なのでそれには触れない。興味のある方はこちらをご参照。 ja.wikipedia.org ところで敵は「ひつじ」さんは一体どんな選曲をしたのだろうか。 storyofthesugar.hatenablog.com なるほど、そう来たか。思わず唸ってしまう程、なかなかマニアック。でもって私のは以下の通り。 Paul Simon - Peace Like A River - Live at iTunes Festival Paul Simon - Kodachrome (+lyrics) Paul Simon - (TV Special '77) Something So Right Paul Simon -Still Crazy Aft

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    Ippo-san 2020/05/04
  • GW特別企画(ひつじ さんとコラボ 予告) - 風のかたみの日記

    「年寄りの朝早い」とよく聞くが、かく言う私も年々早起きになり、今や午前4時には目覚めてしまう。尤も昔のように、深夜まで飲み歩く事をしなくなったお陰で寝付くのも早く、消灯は遅くとも午後11時である。(偶に明かりを付けたまま寝落ちもある) 朝のルーティンは、枕元に置いたノートパソコンでメールやニュースのチェックと「はてなブログ」で読者登録したブロガー諸氏のページの巡回などを行う。 その中で6時30分になると、私は決まってここにアクセスする。 🎧♪。.NyanてWanだふる音楽箱.:♪🎵 MOZART HEROES - 🎧♪。.NyanてWanだふる音楽箱.:♪🎵 https://t.co/mWriSLrOFg— OM-42PS (@katamiwake) 2020年5月2日 ここは「ひつじ」さんという方が管理するブログで、専ら好きな洋楽のYoutubeを紹介しているのだが、とにかくその

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    Ippo-san 2020/05/03
  • おうち時間で激レア体験「266秒 欧州の旅」 - 風のかたみの日記

    新型コロナウイルス禍の影響で温室効果ガスの排出量が大幅に減少し、大気汚染が改善されているらしい。まさか今回のパンデミックが地球の自浄作用ではあるまいが、グレた不登校の少女はこの現実を如何に受け止めているのだろうか。 そして私は、そのキレイになった筈の空気の中で、マスクをしなければならない事に若干の矛盾を感じながら、引き続き今日もSTAY HOMEに努めている。 風薫る季節、来であればツツジや藤の花を愛でていたであろうこの時期を、家に閉じこもって過ごすのは何とも切ないが、誰もがそれぞれのやり方で耐えているのであるから、不平不満を言う筋合いではない。 舘林 つつじヶ丘公園(2019.3) 川口グリーンセンター(2019.3) ところでこの大型連休、恐らく多くの人達が旅行を計画していたに違いない。しかし今や海外はおろか県境を越える事さえままならない状況だ。 そこで今回は、今週のお題「#おうち時

    おうち時間で激レア体験「266秒 欧州の旅」 - 風のかたみの日記
    Ippo-san
    Ippo-san 2020/04/30
    つつじヶ丘公園、実家の近く。満開になる頃ですね。
  • 桜前線異常なし - 風のかたみの日記

    唐土を発した疫病が如何に猛威を振るおうと、時は流れ季節は廻り来る。枝木に萌える鮮やかな新緑、頬にそよぐ柔和な風、窓辺に咲いた薫衣草の香り。移ろい行く景色の彩りを、君は今誰と見ているのだろう。 なんちゃって。柄にもない書き出しで始めてみたが、それにしても春から初夏へと向かうこの清明という節気を、唯ジトーっと家に閉じ籠って過ごす事になるとは、一体誰が予想出来ただろうか。 しかもこれだけ科学が進んだ現代で、ウイルス感染を抑える有効な手段が「外出を控える」だったとは、ある意味至極解り易く、そして何とも心もとない。それでも我々は皆、頑なにSTAY HOMEを守っているのである。 ところで、かかる状況下、すっかり忘れ去られた感の桜前線だが、まだ日列島を北上中だったのだ。 しかし主だった花見の名所は既に閉鎖され、これから満開を迎える地域の人達の心情は察するに余りある。 今年私は、たまたま「安行寒桜」な

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    Ippo-san 2020/04/27
  • MUSIC IS MY LIFE - 風のかたみの日記

    緊急事態宣言下の4月20日午前5時39分、緊急地震速報のあの恐怖を煽るような音が鳴った瞬間、私の脳裏に一瞬だけ「日が終わる」という考えがよぎった。 勿論そんな事はあり得ないし、あって貰っては困る。否、困るなどというレベルの問題では無い。 幸い震度は4程度、津波の発生もなく事無きを得たが、仮に東日大震災の規模であったとしたら、と想像すると、その後の展開を鑑みれば「日が終わる」との妄想も、あながち杞憂とは言えないだろう。 しかも、それが現実に起きたとしても何の不思議もないのである。改めて慄然とせざるを得ない。 これは確かに悲観的過ぎると思う。しかし連日のように悪いニュースばかりが流れる現状では、どうしても発想もネガティブになってしまう。 「これではいけない。こんな時こそ気持ちを鼓舞する何かが必要だ」ならば何をどうすればいいのか。 するとそれに呼応するかのように、内外のアーチスト達がそれぞ

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    Ippo-san 2020/04/21
  • #おうち時間(STAY HOME) - 風のかたみの日記

    カナダのシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」( Both Side Now)の歌詞に ’’ So many things I would have done, but clouds got in my way '' (やりたい事がいっぱいあったのに雲が邪魔をした)という一節がある。 Judy Collins - Both Sides Now (Official Audio) この ’’clouds’’ を ''COVID-19’’ に置き換えれば、そのまま我々が今置かれてる状況を表す歌になるかも知れない。 私自身も楽しみにしていた幾つかの計画を全てキャンセルせざるを得ず、おまけにお気に入りの「川口グリーンセンター」まで遂に休園となってしまい、まさに「STAY HOME」状態なのである。 尤も、生活必需品を購入する為にスーパー等へは出掛けている。だがその際のウイルス感

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    Ippo-san 2020/04/18
    確かに濃厚接触という表現、いい感じはしませんね。1メートル内接触のほうがいいかな?
  • わたしの部屋 - 風のかたみの日記

    久し振りに今週のお題について書いてみようと思ったが、既に締め切られたかも知れない。因みにそのお題とは「わたしの部屋」 かってオーディオ機器のCMソングで「♪この部屋は僕の荒野です このひと時が僕の旅です♪」という歌が流れた。歌っていたのは当時人気絶頂の吉田拓郎。私は彼のファンではなかったが妙にこのフレーズが頭に残っており、期待せずにYoutubeを探したところ何とアップされていた。 吉田拓郎 「僕の旅は小さな叫び」(1972年 テクニクスCM曲) 約半世紀振りに聞いた割には残念な事にあまり感動はしなかった。しかし自分の部屋の中で旅を夢想するというシチュエーションは、何となく今の状況に通じるものがあるようにも思われる。 ところでこのところ私は何をしているかというと、専ら「テープ起こし」に勤しんでいるのだ。勿論講演会等を文書化する訳ではなく、昔、自宅録音した楽曲をデジタル化する作業。 因みに私

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    Ippo-san 2020/04/14
  • 只今外出自粛中 - 風のかたみの日記

    新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が発出され、対象となった地方自治体の首長の発言は、言葉のニュアンスに若干の違いはあっても、要は兎に角、生活を維持する目的以外の外出は自粛して貰いたい、という事のようである。 勿論、当方に異論などあろう筈は無い。だが、たまたまこの時期に、入学入園式や冠婚葬祭等、一生に一度、或いは避けては通ることの出来ないイベントを迎えた当事者にとって、なんともやるせない状況になってしまったと思う。 さてそんな中、結婚披露宴と言えば、かって若い頃「三つの袋」や「三つの坂」の話と「てんとう虫のサンバ」や「お嫁サンバ」の歌を散々聞かされた世代としては、それらは殆ど「則天去私」なる東洋的あきらめ感を抱かなければ堪える事が出来なかった行事だった。 ところで元来、そのような場所で自己主張する気などサラサラの無い私だが、どうしても断れない時や相手という事があったりする。要は何

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    Ippo-san 2020/04/10
  • SERENADE FOR STRINGS - 風のかたみの日記

    いつの頃からかストリングスのアレンジに興味を持つようになり、専ら主旋律にぶつからない心地良い裏メロ作りに生き甲斐を感じながら、いつかは洒落た弦楽曲を自分でも作りたいと考えていた。 しかし考えるのは勝手だが現実はそれ程甘くはない。私の音楽の知識と言えば義務教育で受けた授業と楽器演奏をする上で得たキャリア程度で、小編成のバンドスコア位はどうにかなるものの、クラシカルな分野までとは土台無理な相談なのである。 それでもJSバッハを始めとして有名どころの作品を聴き、各パートを耳コピ等して自分なりに分析、早速試してみる事にした。 目標は(クリスチャンではないが)教会のミサ曲のような、荘厳で格調高く心に響く楽曲。しかし勿論多くは望めない。取敢えず当時使用していた「VISION」なるシーケンスソフトと音源モジュール「ROLAND SC-88」であれこれ音を重ね、見様見真似「なんとなくそれっぽく」を目指して

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    Ippo-san 2020/04/07
  • 帰るべき場所 - 風のかたみの日記

    都立高校が5月の大型連休が終わるまで休校と決まり、それに伴い小中学校でも同様の措置がとられる可能性が高い。感染者数は増加の一方で、政府の緊急事態宣言も取り沙汰される中、正に新型コロナウイルス禍はいよいよ長期戦の様相を呈して来た。 不要不急の外出を自粛し、三密を避ける生活は決して愉快でも快適でもない。しかし今は不平不満を言っている時ではなく、何も見えない明日に対し、もう一度気を引き締める意味で覚悟を決めてかかるしかないのである。 とは言っても、根っからノー天気なせいか、それほど悲愴な決意をもって生きている訳ではなく、どうやってこの有り余る時間を過ごしたらいいのか、そればかりを考える毎日だ。 とにかくインドアに特化した事柄が望ましいが、幸いなことに我が家には趣味で集めた様々な玩具がある。言うなれば私にとって「帰るべき場所」早速始めてみた。 先ずはギター。アコースティックとエレキを合わせれば全1

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    Ippo-san 2020/04/02
  • Peace of Mind / 土曜の朝の皿・俺に - 風のかたみの日記

    私がサラ・オレインというオーストラリア人女性の公式ファンクラブ1/fの会員である事は以前述べた。kaze-no-katami.hatenablog.jp kaze-no-katami.hatenablog.jp このディナーショーの他、コンサートへも何度か足を運んでいるが、CDやその他のメディアは一切所有しておらず、コアなファンからはお叱りを受けそうな、実に不真面目、且つ気度の低いフリークなのである。 それでも取敢えずは彼女が登録している幾つかのSNSのフォロワーになり、クラブ事務局からの案内以外にも、情報だけはある程度入手出来る状況にある。 3月16日、私のスマホにインスタグラムから新着メッセージが入り、アクセスしたところ彼女のストーリーズにこの写真がアップされていた。 話は前後するが、これはTOKYO FMが5年前から放送している「Peace of Mind」という番組で、彼女がスタ

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    Ippo-san 2020/03/30
  • 桜の森の満開の下 - 風のかたみの日記

    新型コロナウイルスに関する一連の出来事については、日々新たな展開を見せるので敢てここでは触れないものとする。 さて今日3月27日は七十二候の一つ「桜始開」。併せて3(さ)x9(く)=27という語呂合わせから「日さくらの会」が1992年に「桜の日」と制定したそうだ。来なら桜が咲き始める時期なのだろうが、今年は観測史上最速で開花した為、既に満開となった地域もあるようだ。 しかしながら斯かる状況下、どうしても花見の宴を開くというのであれば、自宅に桜の枝など飾ってこじんまりと行うしか手はないのである。 尤も私自身は(勿論桜は好きだが)今まで散々このブログに写真など投稿して来た割に、所謂一般的な「お花見」をする習慣は持ち合わせていない。 理由として先ずは煩わしい場所取り。しかも地面にシートを敷くだけでは尻や腰が辛い。加えて風が吹けば 桶屋が儲かる 埃が舞い、周囲は酔っ払いばかりで喧しく、おまけに

    桜の森の満開の下 - 風のかたみの日記
    Ippo-san
    Ippo-san 2020/03/27