茨城県つくばみらい市にある立浪部屋。同部屋を本家とする「立浪一門」の金看板が消滅する(写真:サンケイスポーツ) 大相撲の「立浪一門」の金看板が消滅することが19日、分かった。同一門は、立浪親方(元小結旭豊)が2月1日の日本相撲協会理事選挙で一門の意向を裏切り、無所属の貴乃花親方(元横綱)に投票したと判断し、3月の緊急一門会で破門する方針を固めた。夏場所(5月、国技館)中にも立浪親方に通達される見込みで、不世出の横綱双葉山を生んだ本家が一門から追放され「立浪一門」の名称も消える。 【写真で見る】理事選で“造反”した立浪一門の安治川親方 立浪一門の本家ともいえる立浪部屋が、一門から破門される。孤高の69連勝を果たした横綱双葉山を生んだ名門部屋は、全部で5つある一門にどこも属さず無所属になる可能性が高く、大正5(1916)年の部屋創設以来、最大の危機に直面しそうだ。関係者によると、立浪一門は