名古屋市消防局は、一般の救急患者の搬送先がなかなか見つからず重症患者2人が心肺停止の状態になったと発表しました。 名古屋市消防局は24日夜、市内の10の医療機関に60代の男性の受け入れを依頼しましたが、ベッドが満床のため断られたということです。その後、受け入れが可能な市外の医療機関に救急搬送しましたが、搬送途中に心肺停止状態になったということです。 また、今月22日にも70代女性の搬送が同様の理由で遅れ、搬送途中に心肺停止の状態になったということです。受け入れ先が決まらず、患者が心肺停止になったのは名古屋市内では初めてです。