情報化社会の到来を予言してベストセラーになった「第三の波」などの著作で知られる米未来学者のアルビン・トフラーさんが6月27日、米ロサンゼルスの自宅で亡くなった。87歳だった。トフラーさんが設立したコンサルティング会社が29日に発表した。死因は明らかにしていない。 1970年に「未来の衝撃」でデビュー。80年に出版された「第三の波」では農業社会、工業社会のあとに情報化社会が来ると予想したほか、人間のクローンの登場やインターネット技術の発展を予想した。
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米電子機器大手アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が死去した。56歳。ジョブズ氏は体調不良を原因に8月に米アップルの最高経営責任者(CEO)職を辞任していた。 ジョブズ氏は1976年にアップルを共同創業し、パーソナルコンピュータ「Apple」や「マッキントッシュ」などを発表、同社を世界的な企業に押し上げたが、社内的な対立で85年に退社。86年に設立したピクサー・アニメーション・スタジオは、多くのヒット作を出して、世界屈指の映像制作会社となった。 97年、経営悪化で苦しむアップルの経営トップに復帰し、2000年には最高経営責任者(CEO)に就任した。復帰後は斬新なデザインのパソコン「iMac」を大ヒットさせ、携帯型デジタル音楽プレイヤー「iPod」で音楽事業をパソコンと並ぶ事業の柱に育てるなど、業績を急回復させた。 その後も、07年に発売したスマートフォン(多機能携帯)「iPhone」、
大江志乃夫さん 日露戦争史や近代軍事史に詳しい茨城大学名誉教授で歴史家の大江志乃夫(おおえ・しのぶ)さんが、20日に急性肺炎で死去していたことが分かった。81歳だった。葬儀は近親者で営んだ。 大江さんは東京教育大学助教授や茨城大学教授を歴任。日本近現代史が専門で、明治維新から戦後まで幅広く研究した。「日本の参謀本部」や「靖国神社」など多数の著書があり、85年には日露戦争後の兵士脱営事件を小説風に描いた「凩(こがらし)の時」で大佛次郎賞を受賞した。 陸軍予科士官学校から陸軍航空士官学校に進んで敗戦を迎えた。そうした経験や長年の研究から、戦前回帰や軍事大国化の動きに警鐘を鳴らした。自衛隊の海外派遣や靖国神社への公式参拝などには批判的な論陣を張った。
上坂冬子さん 「硫黄島いまだ玉砕せず」などの作品で知られる、ノンフィクション作家で評論家の上坂冬子(かみさか・ふゆこ=本名・丹羽ヨシコ〈にわ・よしこ〉)さんが14日午前9時50分、東京都内の病院で死去した。78歳だった。 30年、東京都生まれ。トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)勤務を経て59年、自らの職場体験を書いた「職場の群像」が思想の科学新人賞を受賞して評論家としてデビュー。80年前後からノンフィクションに取り組み、「生体解剖――九州大学医学部事件」「慶州ナザレ園――忘れられた日本人妻たち」など、昭和史や歴史認識問題など多くの作品を発表した。93年、菊池寛賞を受賞した。 保守派論客として、歯にきぬ着せぬ発言でも知られ、総合誌などで活躍した。自らのがんの闘病記を、雑誌に連載していた。
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