北朝鮮・両江道の白頭山を訪れた金正恩朝鮮労働党委員長。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が配信(撮影日不明、2017年12月9日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【12月18日 AFP】国際社会の制裁下にもかかわらず、北朝鮮の2016年の国民所得は過去5年で最も高い伸びを示したことが分かった。韓国統計庁(Statistics Korea)が発表した。ただ、1人当たりの平均所得では韓国との格差は20倍以上あるという。 韓国統計庁の15日の発表によると、北朝鮮国民1人当たりの昨年の平均所得は146万ウォン(約15万円)で、前年比5%増だった。これは前年比7%超の伸びを見せた2011年以来の伸びだという。 一方、韓国国民の昨年の1人当たり平均所得は3198万ウォン(約330万円)で、北朝鮮を22倍近く上回った。 北朝鮮は国内総生産(GDP)をはじめとする公式な経済統計を発表