Lotus Notesの500万行のソースコードを読み込んだことがベースに ワークスアプリケーションズ 井上誠一郎さん キャリアのスタートは、学生時代にインターネットのプロバイダーの立ち上げを手伝うところから。きちんとした就職活動はしたことがない。プロバイダーの会社の仕事では「UNIXを触っているだけで楽しかった」。ネットワークに関する知識も、ここで学んだ。 若い頃の井上さんは、自分の意思で進んで行くというよりは周りの流れに任せるようなところがあったという。チャンスが目の前を流れてくればそれをつかむ。唯一自分から努力したのは、技術力を身に付けること。 「明確な目標はありませんでしたが、ITスキルを身につけ、それで食べて行ければなと思っていました」。 とにかくUNIXが好きだった。電子工学科の大学生時代にSunOSと出会い、その後はFreeBSDやLinuxを扱うようになる。プロバイダーでは
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