⇒前回(第3回)はこちら ⇒連載「実践! IE:現場視点の品質管理」バックナンバー 品質管理要素“5M”とは? 製品を生産する過程で品質に影響を及ぼす要素は「5つの要素」から構成されています。これらの要素の品質のバラツキ具合が総合されて製品の品質が決定付けられるといわれています。 この生産の品質管理要素は、一般に次の「図1 生産要素の5M」のように表現されます。 これらの要素を生産の5Mといいます。“人(Men)、方法(Method)、機械(Machines)、材料(Materials)、計測(Measurement)”の5つのMは、製品を製造する際の品質管理の要素として絶対に欠けてはいけない項目です。この5Mの要素と、種々の管理手法とを合わせて初めて合理的な品質管理活動と生産活動が行えるわけです。 5Mは、本質的にはそれぞれが異なった特徴を持つ要素です。これらを組み合わせて製品の生産を行