東国原英夫氏 東国原英夫・前宮崎県知事(53)が、4月の東京都知事選に立候補する意向を固めた。13日以降に表明する。1月に宮崎県知事を1期で退任した後、都知事選出馬や国政転身を検討してきたが、地方分権を進めるために都知事を目指すことを決めた。 関係者によると、東国原氏は今月初め、有力支援者に「都知事選に出ることを決めた。東京から地方分権を進めたい」などと語ったという。 東国原氏はこれまで、「国政や大都市圏の知事を視野に入れているが、あらゆる可能性を排除せず検討している」と述べてきた。「地方分権の推進」を公約の基本に据え、周辺県との関係強化や羽田・成田両空港の連携を盛り込むことを検討している。 東国原氏は「そのまんま東」の芸名で約25年間、タレント活動をした後、2007年に宮崎県知事選に当選。県産品を積極的に売り込む活動などが注目された。09年の衆院選前には自民党が立候補を打診したが