--衆院3期目での抜擢(ばってき)となった 「事前に『政調会長に稲田氏』というような報道があったが、まさかそういうことはないだろうと思っていた。だが、役員人事(9月3日)の2日前に安倍晋三首相から『大変だと思うけど頑張ってほしい。期待している』と電話をいただいた。驚いたが、私も『命がけで頑張ります』とお受けした」 --首相の期待は大きいようだ 「行政改革担当相のときには公務員制度改革で、自民党内の反対派を粘り強く説得して、(中央省庁の幹部人事を一元管理する)内閣人事局を発足させた。そうした突破力のようなものを評価していただいているのかもしれない」 --早速、「政調会長代行」のポストを新設した 「これまでもあった政調会長代理という役職の上に新たに設けた。私と代理の間に入っていただき、意思伝達や物事の決定がスムーズにいくようにできればいいと考えている。経験不足の私を支えていただけるよう、閣僚と