【記者:Olivia Rudgard】 1日の通勤時間が20分長くなることは、仕事に対する満足度でみると、給与が19%削減されることに等しいとする研究論文がこのほど発表された。 英ブリストル(Bristol)にある西イングランド大学(University of the West of England)の研究によると、通勤時間が長くなるにつれて仕事や自由時間の満足度が減少し、緊張感が増幅されてメンタルヘルスにも悪影響が出るのだという。 研究を率いた同大のキロン・チャタジー(Kiron Chatterjee)准教授は、「長時間の通勤時間には、主観的幸福感に対するマイナス作用があり、それはとりわけ自由時間の損失によって生じることが、今回の発見によって示された」と語る。 研究によると、税引き前の給与が毎月平均1800ポンド(約27万円)、年収にして2万1600ポンド(約324万円)の人にとって、片