現在は「本城式英会話スクール」の校長として活躍しているものの、『英語はまず日本語で考えろ!』(本城武則著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は高校時代、英語の成績が「2」だったのだそうです。しかし26歳のとき、「非ネイティブのための英会話の技術」を習得する機会に恵まれ、わずか3カ月で英会話をマスターしたのだとか。 つまり本書は、著者のそんな経験に基づく「英会話のメソッド」。第2章「実践編 今すぐ英語が話せるようになる4つのステップ」から、苦手な人が多いリスニングについてのコツを紹介した「ステップ3 リスニングも日本語で考えろ!」に焦点を当ててみます。 ネイティブどうしの英語を聞く ネイティブどうしの英語を聞くのは、手加減なしの本物の英会話のスピードに慣れるため。たとえば海外に行ったら、聞こえてくるのはネイティブどうしの会話ばかり。「対日本人の英語」は存在しないからこそ、そのスピードに