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萩原栄幸に関するItisangoのブックマーク (3)

  • ハッシュ値の有効性 ITに疎い裁判官が起こした問題

    フォレンジック調査(科学的な調査)などの「原の真正性」を担保している「ハッシュ値」について、数年前にある裁判でとんでもない判決が出された。外国のことではあるが、筆者にとってはショックであった。今回はその事件について述べたい。 「ハッシュ」とは何か? この事件について述べる前に、「ハッシュ値」について少し解説したい。IT専門家にとっても極めて重要なキーワードなので、ぜひご理解いただきたいものである。Wikipediaでは「ハッシュ」の生成計算で用いる「ハッシュ関数」について、次のように定義している。 これだけではやや難解なので簡単に言うと、例えば、あるファイルを配布した場合に、「そのファイルが最後の1ビットまできちんと送信されたのか」「送信中にデータの誤り発生が起きていなかったのか」「途中の経路で改ざんされていないのか」「ウイルスでも中に仕込まれていないのか」――これは送信側、受信側ともに

    ハッシュ値の有効性 ITに疎い裁判官が起こした問題
  • 噂は本当だった、放射線測定器のデタラメ

    東日大震災後、急速に関心を集めた機器が幾つかあった。ショベルカーや浄水器、ロボット――そうした中でとりわけ一般の人々の間に広まったものが放射線測定器である。「政府が発表する放射線の数字が信じられない」「自分の周辺の汚染度を知りたい」といった理由からだ。通信販売では2、3万円ほどから手軽に購入できる安価な機器も多い。一般の人々が購入するようになった安価な放射線測定器に疑問を感じる専門家も多い 先ごろ、この安価な測定器(10万円以下)の信頼性テストの結果が国民生活センターから発表された(PDFファイル)。今回はそのことを取り上げたい。さらに次回は“そもそも論”として、どうすれば信頼に足る放射線を測定できるのかについて、産業技術総合研究所や日電気計測工業会の資料を基に解説したいと考えている。 友人のメールによると 筆者は「環境化学科」で学んだ。その縁があって、この分野での人脈もある。その中の

    噂は本当だった、放射線測定器のデタラメ
  • 「SSD」について思うこと

    最近のPCの記録装置ではSSDが大人気だ。そのSSDにはいろいろと興味深い“ウワサ”がささやかれている。あの時代を知っているからこそ、事実を伝えたい。 最近、ノートPCSSDが搭載されていることが多い。読者もご存じの通り、機械的な部品を搭載し、円盤を高速回転させて磁気に記録させているHDDに比べ、SSDは可動部がなく騒音は皆無である。故障もほとんどなく、衝撃にもHDDに比べ非常に強い。発熱が低く、何よりシーク動作がないので高速という長所ばかりだ。一番の欠点である「高額」の壁もだんだんと低くなり、最近ではさらに人気が高まっている。今回はこのSSDにおける最近の雑感というか、「事実」について述べたい。 1.「SSDの価格変動は激しい?」――ホントです。 毎週HDDやSSDの最新価格情報を掲載している「AKIBA PC Hotline!」をみると、SSDの価格情報が初めて掲載されたのが2008

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