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大阪市内から関西国際空港行きの電車に乗ったつもりが、和歌山方面へ行ってしまう外国人旅行客が相次いでいる。JR西日本の「関空快速」と連結している「紀州路快速」が途中の日根野駅(大阪府泉佐野市)で切り離され、和歌山に向かうことを知らずに乗ってしまうためだ。間違いに気づき、大慌てでタクシーで関空に引き返すケースも少なくないという。そんな状況を見かね、同駅で乗り換え案内をボランティアで続ける男性がいる。片言の英語で案内した外国人は5カ月間で2千人超。外国人の旅行客は増えており、男性は「1人でやるには限界がある。JR西は対策を考えてほしい」と訴えている。 (中井美樹) 身ぶり交え…ボランティア 今月7日、日根野駅で、慌てた様子の外国人が紀州路快速の車両から飛び降りてきた。寄り添うのは大阪府泉南市の追田(おいた)清文さん(80)。「カム、カム」と手招きしながら、前方の関空快速の車両までホームを一緒に走
神戸市の久元喜造市長は9日、市営地下鉄西神・山手線と阪急電鉄神戸線を三宮付近で接続し、相互直通運転する案の検討に入る考えを示した。三宮の活性化や、西神ニュータウンから大阪・梅田への利便性を向上させることなどが狙い。 就任後初となる市議会本会議で答弁した。現在の案では阪急三宮駅を地下化し、西神・山手線の三宮駅と結ぶ。国土交通省近畿運輸局長の諮問機関「近畿地方交通審議会」が2004年にまとめた答申案に盛り込まれていたが、事業費が1900億円に上るなどの理由から、市側が「財政難の現状では難しい」と難色を示していた。 久元市長は「相互直通運転による地下鉄沿線への影響、技術的な課題の検証も含めてメリット、デメリットを研究したい」と述べた。
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