昔外資の会社に勤めていたとき、まああまり正直じゃなく年中ガツガツしている事で定評のある某国の人がいたのですが。 多分に漏れず、その国のテンプレート通りに動く彼女を見ていて「正直さや誠実さの価値」を考える事がよくありました。 その人は、確かに数字上の成果は良かったのですが。 実のところ自分の不手際を他人に押しつけたり、他人の邪魔をすることに終始した結果の数字であり「正直者が馬鹿を見る」を体現したような人だと思ったものです。 当時顧客の矢面に立つ立場だった私は、その不手際のつけを払わされることが少なくなく。 「機会があれば復讐くらいはしてやる」と常々思っていたモノでした。 ですが、今の客観的な立場からだと「そんな立場で生きるってのは、本当にキツい事だよな」とも考えるようなりました。 他人に不手際を押しつけたり他人の邪魔をすることは、それ自体にリスクが伴い、常に下準備が必要ですし。 本人に自覚が