機械式駐車場の維持管理はマンション保有の大きなリスク | ホンネの資産運用セミナー＜インデックス投資ブログ＞浅野豊昭マンション管理士事務所によると、機械式立体駐車場の維持管理コスト（保守・点検費用、保険料、電力量など）は、年間7万円〜10万円／1台とのこと。また、駐車装置の耐用年数は20〜25年程度、昇降装置は10年程度、安全装置は5年程度で修繕・取替え、排水ポンプは10年程度で、新設・取り換え・撤去には100万円〜250万円／1台もの費用がかかるとのこと。 これらの維持管理・修繕コストを踏まえると、月1.1万円〜1.4万円のコストがかかるが、機械式駐車場の使用料平均は16,811円で、無料のところもあることから、多くのマンションで空き対策や駐車場用地の購入・維持コストも踏まえた価格設定がされていない可能性がある。特に機械式駐車場でありながら駐車場使用料無料のマンションで駐車場を利用していない場合、管理費・修繕費積み立て金で多額の割り増し分を負担することになる。 機械式駐車場の耐用年数は案外短く
