まず市長は、年間莫大な赤字を出す市民病院に頭を抱えていた。 そこで、民間に移譲して新病院を建設してもらえば地元建設業者にも金が入る。 建設業の議員さんも多いし、一石二鳥と考えた。 どうせなら、目立つ派手な病院がいいと、水面下で和○病院と交渉。 設備はただ同然でもらえるし、赤字出せば公的資金を投入してくれるとのこと、 佐賀にも進出したい和○病院はこの話に乗ってきた。 ところが、市民病院が頑張って黒字を出してしまった。 さらに大学は派遣する医師数を増やすといってきた。 あわてた市長は、市民病院職員に、「おまえらは全然頑張りが足りん、 このままじゃ民間移譲も考える」とぶちかました。 当然、医師を派遣してきた大学は大激怒。 医師の撤退が始まった・・・続く