この表をご覧頂いた通り、冒頭で触れた「好」(ニイハオ)と言う単語一つ取っても、上海・福建・広東では発音が微妙に異なりますし、一つの文章「我是日本人」(私は日本人です)に至っては、最早、これが同じ「中国語」なのか?と思える程、発音に差が生じます。それは単なる「方言」のレベルを超え、英語とフランス語・ドイツ語にも匹敵する程 ── つまり、北京と広東では互いの言葉が「外国語」に思える程の差異があるのです。もっとも、これはあくまでも「口語」(話し言葉)での事であり、「文語」(書き言葉)においては、確かに漢字と同じ文法表記を使う「中国語」(単語表記等に微妙な違いはあるが)は存在します。とは言え、北京に住む人間が香港へ旅行した場合、口語は全く通じないので、結局、「筆談」に頼らざるを得ず、日常的に「関西弁」を使っている大阪の人が、東京から来た人の「標準語」(支那に於ける「普通話」に相当)を理解出来無い事
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く