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ブックマーク / aspara.asahi.com (8)

  • aサロン(記者ブログ)_科学面にようこそ_メンデル→DNA 主役交代

    ★「科学面にようこそ」の全バックナンバーへ   ★アスパラクラブ内のブログ一覧へ 朝日新聞科学面のトップ記事と取材後記をご紹介しています。原則、月曜朝刊記事→水曜、木曜朝刊記事→土曜に掲載します。 東京科学医療部・佐藤久恵 この春から高校で使われる生物の教科書が大きく変わる。遺伝では、おなじみの「メンデルの法則」が影を潜め、DNAが主役になる。最近、急速に進む生物学の研究成果を大幅に採り入れ、古典的だった内容の「現代化」をめざした。 ◇生物の教科書が「現代化」 「もはやメンデルから語らなくても、遺伝はDNAで説明がつく」と教科書会社啓林館の担当者は力説する。同社は、今春から主に1年生で使われている「生物基礎」、来春から使われる2、3年用の「生物」の内容を大幅に見直した。 従来の「生物1」は、遺伝の章はメンデルが1865年に発表したエンドウマメの交配実験で始まっていた。花の色や種子の形から親

    Itisango
    Itisango 2012/04/14
  • アピタル_やさしい医学リポート/坪野吉孝_3歳の食生活が8歳半の知能に影響

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 世界中の最新医学論文から、坪野吉孝氏(山形さくら町病院精神科・早稲田大学大学院客員教授)が、興味深いものをわかりやすくかみ砕いてお届けします。 3歳の時の生活のパターンが、8歳半の時の知能指数に関係するという論文が、疫学地域保健雑誌に2月公表された。 英国の幼児3,966人を対象に、3歳、4歳、7歳、8歳半の時点の生活について、各種の物をどのくらいの頻度でべるかを、主に母親からたずねた。その回答にもとづき、幼児の生活のパターンを明らかにした。また、8歳半の時点で知能検査を行ない、知能指数を計算した。 生活のパターンを健康によいかどうかで点数化し、点数によって3グループ(3歳時点のみ4グループ)に分けた。 3歳の時点で、脂肪と砂糖が多く、加工品が多いパターンの

    Itisango
    Itisango 2011/07/08
    妖し
  • aサロン_科学面にようこそ_日本の化学 巨星の系譜

    東京科学医療グループ・東山正宜 マリー・キュリーがノーベル化学賞を受けて100年となる今年は「世界化学年」。化学賞を7人が受賞した日の化学研究は世界をリードする存在だ。その化学者たちの次の大きな目標のひとつが、植物の光合成を人工的に作り出すこと。「空気からパンを作った」と言われたアンモニアの合成のように、二酸化炭素(CO2)を資源に変えようとしている。 ◇今年は世界化学年 ◇次の目標 人工的な光合成 「植物がしている光合成を、まだ人工的にできないのは化学者の恥。CO2をリサイクルできれば、空気中から減らせ、資源にもなる」。ノーベル化学賞を受けた米パデュー大の根岸英一さんは人工光合成の重要性を繰り返す。 欧米の研究機関のまとめによると、地球の植物は、人間が使うエネルギーの10倍を使って光合成しているが、それでも太陽から地球に注ぐエネルギーの1千分の1。人工光合成でCO2を分解して資源を作

  • aサロン_科学面にようこそ_ミウラ折りからタチ・ミウラ多面体へ

    年末年始の特別紙面のため、28日朝刊の科学面をお休みさせていただきました。aサロン「科学面にようこそ」は特別編です。                    東京科学医療グループ・高橋真理子 科学や宇宙に関心をお持ちなら、「ミウラ折り」をご存知でしょう。三浦公亮・東大名誉教授が考え出した独特の折りたたみ方で、折りたたんだ状態から広げるのに対角線方向にひっぱるだけでいい、という特徴があります。地図でも折り紙でも、普通に縦、横にたたんでいくと、縦に広げたり、横に広げたりを繰り返さないと元に戻りません。ところが不思議や不思議、ミウラ折りで折った地図は斜めにひっぱれば元に戻るのです。 山折りと谷折りの組み合わせ方         ミウラ折りの折り方 がミウラ折りのポイント ずいぶん昔のことになりますが、三浦先生を朝日新聞の「ひと」欄で紹介したことがあります。1994年11月27日付け朝刊の以下の記事

  • aサロン_科学面にようこそ_アカデミアと軍事① 米軍基地経由で研究費

    アカデミアと軍事① 米軍基地経由で研究費  [10/09/10] 東京科学医療グループ・松尾一郎、小宮山亮磨 半導体レーザーを使って障害物を把握する測域センサーや、姿勢を制御するためのジャイロセンサーを積んだロボットが走り続ける。描き出された地図や、搭載されたカメラが撮影した映像が、監視・制御用のパソコンの画面に映し出される。基機能は、アフガニスタンなどの戦地に投入されている爆発物探知ロボットと変わらない。 千葉大学の野波健蔵副学長(工学部教授)のチームが開発したロボットだ。8月、朝日新聞の取材に応じ、大学構内でデモンストレーションを見せてくれた。 千葉大の自動ロボット=8月、千葉市稲毛区 ◇多くの国立大が契約 副学長は米国出身の同大特任教授とつくった「チバ・チーム」として、米軍とオーストラリア軍が主催する軍事ロボットコンテスト「MAGIC2010」の予選に参加した。このロボットはその

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    Itisango 2010/09/10
    "米国の陸・海・空軍はそれぞれ、下部組織を通じて海外の研究者への助成を行っている。"
  • アピタル_もっと医療面/朝日新聞の医療記事から_うつ病、精神療法で治す

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 「もっと医療面」では、毎週木曜日の朝日新聞朝刊「医療面」のトップ記事をご紹介し、執筆した記者の取材後記をあわせてお届けします。ご感想やご意見を、各記事画面一番下のコメント投稿欄からお寄せください。 うつ病、精神療法で治す   [10/01/28] 「認知行動療法」、思考や行動をプラスに修正  抑うつ症状や不安感に苦しむ人の心を軽くする「認知行動療法」という精神療法が注目されている。考え方の癖を直し、症状につながる行動の仕方を変える治療法で、薬と同じぐらいの効果があるという。併用するとより高い効果を示すデータが多い。病気の再発率も低いとされ、国も治療者の人材育成を始める。  (岡崎明子) ●面接数十分、10~20回  大手企業に勤める30代男性は、ある日突然、会社に行けなくな

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    Itisango 2010/08/31
  • アピタル_こちらアピタルです。_ホメオパシーを巡る問題(その5) 普及団体に最低限の社会責任を

    皆さま。日頃のご関心とご助言、ご批判に感謝しております。 日学術会議を筆頭に、各団体によるホメオパシーへの問題提起が相次いできました。岡崎記者とともに25日の朝刊で、その背景まで含めて詳報できたのは、情報をメールでお送り頂いた皆さま、書き込みを頂いた皆さま、そして、もっと多くの関心を持ち続けてこられた皆さまのおかげに、ほかなりません。改めて感謝の念を伝えさせて頂きます。 【朝日新聞の一連の記事・記者ブログはこちらからご覧いただけます】 さて、日学術会議(会長談話のPDF)。ホメオパシーが科学的には「効果がない」ことを、公共性が極めて高い機関としては初めて、宣言したという意味で、大変意義があったと思います。特に、ホメオパシーをまだよく知らない多くの方々に、「頼ることで、確実で有効な治療を受ける機会を逸する可能性」を指摘し、注意を促した点は大きいと思います。 ただ、会長談話には多少、残念に

  • アピタル_こちらアピタルです。_ホメオパシー療法、信じる前に疑いを:

    ホメオパシー療法、信じる前に疑いを  [10/08/03] 東京社科学医療グループ  長野 剛 「私はホメオパシーを使っています。実際に良さも悪さも実感しています」 そんなお便りを頂きました。7月31日付の朝日新聞土曜別刷り「be」に書いた「問われる真偽 ホメオパシー療法」に対してです。 ホメオパシーとは、欧州生まれの代替医療で、最近、国内でも流行りつつあります。記事は「効かない」ことを示す報告や、効くと信じて使った結果、重大な健康被害を受けた例があるとみられることを報じたものです。 ですが、お便りをくださった方のように「実際に使った。効いた」という意見は、インターネットでもよく見ます。 あえて言います。あなたが自身の経験で「効いた」というのは、客観的な根拠には全くなりません。実は、放っておいても治ったかもしれない。ホメオパシー以外で受けている通常治療のおかげかもしれません。 実際に「効

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    Itisango 2010/08/03
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