アメリカ数学会は1988年に設立され3万人以上の会員を擁する世界最大の数学者の学会です。 アメリカ物理学会や化学会など米国の主要な学会では、各々の学問への顕著な貢献をした研究者を讃えるために、毎年フェローを選定しています。 アメリカ数学会にはこれまでこのような制度はありませんでしたが、今年度から「フェロープログラム」をはじめることになり、私も初代のフェローの一人に選ばれました。 東京大学では、数理科学研究科の儀我美一さんも同じくフェローに選ばれ、東京大学の広報ウェブサイトからカブリIPMUと数理科学研究科の共同の記者発表がなされています。 ⇒ 東京大学本部からのプレスリリース カブリIPMUの村山斉機構長からは、このような談話をいただきました: 「これは大変めでたいニュースです。私もアメリカ物理学会のフェローに選ばれましたが、研究者のコミュニティーで主要メンバーとしての『お墨付き』を戴いた