マーケティングの重要性は誰もが認めるところだろう。Eコマースはもちろん、SNSなどの新しいサービスによって消費者の行動は変わりつつあるが、サウスオーストラリア大学のマーケティングマネジメント教授によると、いつくかの"定説"は間違いだという。 サウスオーストラリア大学のDavid Corkindale教授がWall Street Journalに寄稿した記事「マーケティング担当者の間違い(原題:Mistakes Marketers Make)」で、いつくかの定説を取り上げ分析している。 ターゲットマーケティングは間違い 自社の製品を使いたい/欲しいと思ってもらえる消費者セグメントを定め、その人たちに向けてマーケティングを行うのがターゲットマーケティングだ。これのどこが問題なのか。 ある調査で、よく利用するガソリンスタンドは決まっているかと聞いたところ、46%が「決まっている」と答えた。だが、