poll(2) や select(2) を使う代わりに、カーネルからアプリケーションに イベントを通知させるのに SIGIO シグナルを使う方法もある。 この方法を使うには、 fcntl(2) を用いてソケットのファイルディスクリプターに O_ASYNC フラグをセットし、 SIGIO に対する有効なシグナルハンドラーを sigaction(2) によって設定しておく必要がある。 後述の シグナル に関する議論も参考にすること。 ソケットアドレス構造体 各ソケットドメインにはそれぞれ独自のソケットアドレス形式があり、ドメイン固有のアドレス構造体を持っている。 これらの構造体の先頭には、アドレス構造体の種類を示す整数の "family" フィールド (型は sa_family_t) がある。 このフィールドにより、 すべてのソケットドメインで汎用的に使用されるシステムコール (例えば、 co