Gartnerによると、Hewlett-Packard(HP)は第1四半期、世界サーバ市場での売上高でIBMから首位の座を奪ったという。また同調査では全てのメーカーによる出荷台数は、前年比で23%増加したと述べている。 第1四半期の調査結果は、世界経済の回復に伴って、企業がサーバへの支出を増やし始めていることを示している、とGartnerは述べた。ただし、市場が回復しているとはいえ、第1四半期のサーバ売上高は2008年のピーク時の約80%にすぎない、とGartnerは指摘した。 「2009年には、多くのユーザー(企業)が所有するハードウェアのライフサイクルを延長した」とGartnerの主席リサーチアナリストであるAdrian O'Connell氏はZDNet UKに述べた。「わたしは市場が完全に回復したとは思わない。今はまだ回復している最中だ」(O'Connell氏) 2010年第1四半期