原子力規制庁によりますと、泊村にある泊原子力発電所は、外部からの電源が供給されていない状態になっていますが、非常用ディーゼル発電機を起動し、燃料貯蔵プールに入っている核燃料は安全に冷却できているということです。
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アメリカで、シェールガスと呼ばれる天然ガスの生産量の増加によって、火力発電のコストが低下するなか、老朽化が進んだ中西部の原子力発電所が、採算の悪化を理由に閉鎖されることになりました。 これは、アメリカの大手電力会社「ドミニオン・リソーシズ」が22日に発表したもので、閉鎖されるのは、中西部のウィスコンシン州にあるキウォーニー原子力発電所です。 キウォーニー原発は、1974年に営業運転を開始した、出力55万キロワットの発電所で、来年の半ばに運転を停止したあと、安全な環境で閉鎖するとしています。 アメリカでは現在100基余りの原発が稼働していますが、地下数千メートルの固い岩盤から採れる、シェールガスと呼ばれる天然ガスの生産量の急速な増加によって、火力発電のコストが低下し、電力会社どうしの価格競争が激しさを増しています。 こうしたなか、ドミニオン・リソーシズは、採算の悪化を理由に、キウォーニー原発
イランは、中東地域で初めて建設した原子力発電所の本格的な稼働を始め、今後も新たな原発を建設する計画を示していることから、イランと敵対する欧米諸国やイスラエルは、原発の開発を口実に核兵器開発を進めるおそれがあるとして警戒を強めています。 イラン南部のブシェール原子力発電所は、イランがロシアの支援を受けて中東地域で初めて建設した原発で、イラン原子力庁は、1日、最大出力100万キロワットでの本格的な稼働を始めたことを明らかにしました。 ブシェール原発は、すでに去年9月から低出力での送電を始めていましたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故などを受けて本格的な稼働が遅れていたものです。 ブシェール原発を巡っては、ロシアが核燃料の搬入や使用済み燃料の回収を請け負い、IAEA=国際原子力機関が監督することになっており、アメリカも容認する姿勢を見せてきました。 しかし、イランが今後も新たな原発を建設する
先月、韓国南部・プサンにある原子力発電所で、12分間にわたって電源がすべて失われる事故が起きていたことが明らかになり、韓国政府が詳しい原因を調べています。 韓国政府の原子力安全委員会は、13日、プサンにあるコリ原子力発電所1号機で、先月9日の午後8時半すぎから12分間にわたって電源がすべて失われる事故が起きていたと明らかにしました。 それによりますと、当時、コリ原発は定期点検中で、1号機では核燃料を交換するための点検や補修が行われていましたが、その際、外部電源からの電気供給が止まり、非常用のディーゼル発電機も作動しませんでした。 1号機の原子炉は停止状態でしたが、使用済み核燃料の貯蔵プールと原子炉を冷却する設備は稼働中だったということで、原発を運営する事業者は12日まで、発生から1か月以上にわたって事故を報告していませんでした。 コリ原発1号機は34年前の1978年に運転を始め、もともと運
“動かぬ”と評価の断層 動く 4月22日 5時51分 福島第一原子力発電所の周辺で、東京電力が国の耐震指針に沿って「13万年前から活動がなく、地震を起こさない」と評価していた断層が今月11日の震度6弱の地震のあと、11キロ余りにわたってずれていたことが研究機関の調査で分かりました。東京電力は「地震の揺れの想定の見直しもあり得る」としており、ほかの原発周辺の断層の評価に影響が及ぶことも予想されます。 断層がずれていたのは、福島第一原発から南西におよそ50キロ離れた福島県いわき市の「湯ノ岳断層」です。今月11日、福島県と茨城県で震度6弱を観測した地震のあと、茨城県つくば市にある独立行政法人土木研究所の調査で、この断層を含め11.5キロ余りにわたって地表のずれや沈下が確認されました。原発周辺の断層を巡っては、国が平成18年に原発の耐震指針を見直し、耐震性評価の際に考慮すべき活動の期間をそれまで「
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