Regex.Matches メソッドは、正規表現オプションを RegexOptions.IgnoreCase に設定して呼び出されます。 したがって、照合操作では大文字と小文字が区別されず、この例では部分文字列 "This this" が重複として識別されます。 入力文字列には部分文字列 "this? This" が含まれています。 ただし、句読点が介在するので、重複として識別されません。 例 3:カルチャに依存した正規表現の動的な構築 ここでは、正規表現による強力なテキスト処理と、.NET の柔軟なグローバリゼーション機能を組み合わせて使用する例を紹介します。 この例では、システムの現在のカルチャで用いられている通貨値の形式を調べるために、NumberFormatInfo オブジェクトが使用されています。 さらに、その情報を基に、テキストから通貨値を抽出する正規表現を動的に構築します。
