Rubyアソシエーションと情報処理推進機構(IPA)は2013年5月2日、Ruby言語仕様の国内・国際規格文書について、Rubyアソシエーションが規格の保守および改訂を引き継ぐと発表した。 Ruby言語仕様のJIS規格(JIS X 3017)および国際規格ISO/IEC 30170 IPAが作成した原案を元に制定された。RubyアソシエーションおよびIPAでは「Ruby言語の開発に関わる組織が規格文書の保守・改訂も主導することにより、開発者コミュニティや利用者コミュニティの意見や技術の進歩に密接に即して規格文書の改訂などを行えるようになる」としている。 両者は、「Ruby規格保守等基本契約」を締結する。同契約書への調印式を5月13日に島根県松江市で開催する予定。