米マイクロソフトは2016年7月21日(米国時間)、2016年以降のクラウドコンピューティング市場を見越した「今後のクラウド3大潮流」を示した。 同社は、「企業がビジネスプロセス効率化、顧客へのリーチ、売り上げ拡大のための戦略的プラットフォームの構築や整備に注力する中、クラウドコンピューティングは今後もこれまで通り、そのための有力な技術であり続ける」との認識から、以下3つの潮流を注視すべきと提言する。 【1】ハイブリッドクラウドの浸透 マイクロソフトは、「エンタープライズクラウドソリューションを求めている企業は、『データセンターか、クラウドか』の選択を強いられるのは避けたいと考えている。また、オンデマンドでスケーリングできる柔軟なITインフラを必要としている」との見方を示し、ハイブリッドクラウド型のソリューションは、この両方の要望を満たしていると指摘する。 「企業のデータセンターでプライベ
![マイクロソフトが示す、今後の「クラウド3大潮流」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2beb774f6db677dd6891acee64edf207dd4a78c2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1607%2F25%2Fl_si_mscloud-01.jpg)