工事進行基準の適用開始まで1年を切った。進行基準への移行に向けて準備に取り掛かっているソリューションプロバイダがある一方、まだ手付かずだったり、様子見を決め込んだりしている企業も少なくない。 これではまずい。進行基準の適用に向けた活動は、ソリューションプロバイダにさまざまなメリットをもたらす。収益体質の改善や赤字プロジェクトの撲滅につながるのだ。 ではどこから着手すればいいのか。本特集では、進行基準への移行を効率よく進めるための“特効薬”を紹介する。 工事進行基準とは、プロジェクトの進捗度合いに応じて売り上げや費用、損益を計上する会計手法である。ITサービス会社は2009年4月から原則、ソフトウエアの受託開発プロジェクトに、進行基準を適用しなければならない。 システム開発プロジェクトに進行企業を適用すべきかどうかは、プロジェクトの受注額、ITサービス会社の規模、上場か非上場かなどとは関係な
![進行基準18の特効薬](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)