こんにちは、masm11 です。 systemd シリーズの第4回です。 初回: 前回: 今回は .socket ファイルについて説明します。 .socket ファイルとは 以前から Linux/UNIX を管理している方には、inetd の代わり、と言うと 話が早いかと思います。 この unit ファイル中に指定されているポートでリクエストを待ち受け、 リクエストがあったら指定されているサービスに接続を渡すのです。 サービス自身がポートを開いて待ち受けるのに比べると、メリットもあります。 サービスがポートを開いて待ち受ける場合、そのサービスを restart すると、 短い時間とは思いますが、リクエストを受け付けられない時間ができます。 .socket ファイルを使うと、サービスが動いていない間も systemd が 待ち受け続けていますので、その時間をなくすことができます。 この機能は