日本オラクルは2016年2月2日、教育機関向けに提供するIT人材育成支援プログラム「Oracle Academy」を刷新すると発表した(写真1)。年会費を無償にするほか、中学校や高校への提供を開始。プログラミングなどのカリキュラムを充実させる。最新技術に関する教育支援にも力を入れる。 Oracle Academyは、リレーショナルデータベースやJavaなどの技術に関する知識やスキルの習得を支援するプログラム。国内では2002年に開始した。オンラインの学習コースや教員向けトレーニングなどを受けられるほか、200種類以上の同社ソフトウエアも無料で活用できる(写真2)。 従来は500ドルの年会費で大学や専門学校向けに提供してきたが、今回から年会費を無償化し、中学校/高校も対象にする。併せて、ゲーム開発やコンピュータグラフィックスの制作などを題材にプログラミングを学べるカリキュラムを用意(写真3)