先ごろ実施された大規模な調査により、クラウドベースのオフィス生産性アプリケーションのトップベンダーとして、Microsoftの「Office 365」が「Google Apps」を抑えて首位に浮上したことが明らかとなった。 この調査はクラウドセキュリティ企業のBitglassが毎年実施しているもので、報告書は世界各国の12万に及ぶ組織からのクラウド関連トラフィックデータの解析結果を用いている。報告書はOffice 365、Google Apps、Salesforce、Boxをはじめとする主要なエンタープライズクラウドアプリケーションに焦点を当てているが、全体の傾向として、企業によるクラウドアプリケーションの導入率は2014年に比べて倍増しており、分野によっては3倍に上昇しているケースもあった。 2014年の調査では、Google AppsがOffice 365の2倍以上となる16.3%のシ