(CNN) 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは5日までに、政治犯らを拘束する北朝鮮の強制収容所の最新の衛星写真を公開し、生活棟や生産施設などが拡大されているとの報告書を発表した。 アムネスティの依頼を受け米商業衛星企業デジタルグローブが撮影した関連画像を精査した結論で、おぞましい環境にある6つの政治犯収容所には子どもを含め最多で20万人が収容されていると推定した。 最大規模とされる第15号、16号の収容所では生活棟などの拡張が確認されたと指摘。アムネスティの東アジア地区担当者は北朝鮮当局による圧政が依然続く恐ろしい現実を示す証拠材料としている。 同団体の2011年報告書では、咸鏡北道・化成にある16号収容所の拘束者は推定2万。しかし、今年5月撮影の最新画像では生活棟の拡大と共に収容者数は若干増えている可能性があるとした。
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