アメリカの R. L.ノーランが提唱した考え方で,企業の組織論から見た情報システムの発展段階説。具体的には,成長のプロセスを創始→普及→統制→統合→構築→成熟の6つのステージに分けている。自社の情報システムがどの段階にあるかを確認し,無理なく次のステージへと進めていこうというもの。現在,日本の企業の 80%は統制 (コントロール) から統合 (インテグレーション) の段階にあり,今後は情報システム全体の統合を図る次の段階──構築 (アーキテクチャー) に進むであろう。これはアメリカに比べて5年ほど遅れているといわれる。
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