「特定枠」ってなに? 2018年の公職選挙法の改正で、比例代表に「特定枠」という、あらかじめ政党の決めた順位に従って当選者が決まる仕組みが導入されました。 この「特定枠」とはどのような制度なのでしょうか。 参議院の比例代表は、各党が獲得した議席の枠の中で、名簿にある候補者が得た個人名票の多い順に当選する仕組み、いわゆる「非拘束名簿式」です。 特定枠は、この非拘束の候補者の名簿と切り離して、政党が「優先的に当選人となるべき候補者」に順位をつけた名簿をつくります。特定枠の候補は、個人名の得票に関係なく、名簿の順に当選が決まります。 『特定枠』の候補者から優先的に当選、当選順位をあらかじめ決めておくことができる この特定枠を使うかどうか、また使う場合、何人に適用するかについては、各政党が自由に決められます。 初めて導入された前回2019年の選挙では、3つの政党・政治団体から合わせて5人が特定枠で
科料とは、刑法上の罰であり、罪を犯した時に罰として千円以上一万円未満の金銭の納付を命じられることを言います。一方、過料とは刑罰ではなく、国や公共団体が国民に課す金銭納付命令のことで、行政上の罰です。したがって、過料が科される際に刑事訴訟手続きがとられることはありません。 科料は、刑法により千円以上一万円未満とされています。過料の例としては、戸籍や住民票に関する届出義務を怠った場合に課される過料、また、近時、「タバコのポイ捨て禁止条例」を制定し、違反者に過料を課す自治体があります。
倫理学風研究に戻る / 生命倫理学用語集 / トップページに戻る 哲学・倫理学用語集 はじめに あいまいで無意義な語法や言語の誤用が長く学の秘義とされてきて、 ほとんど、あるいはまったく無意味な、難解もしくは不正な言葉が、 長い慣行で深遠な学識・高邁な思索と間違えられる権利を得てしまったので、 そういう言葉を話す者にせよ聞く者にせよ、そうした人たちを説いて、 それらの言葉が無知をおおい、 真の知識を妨げるものに過ぎないと承服させることは容易でないでしょう。 ---ジョン・ロック あらゆる学問のさけられない運命なのか、 哲学や倫理学の本においても、 われわれ一般人にはわかりにくい単語が多用されています。 多くの一般人は、哲学や倫理学の本を読もうとして、 「物自体」とか「実在」とか「表象」とか、 生まれてこの方見たこともない単語を目にして気を失なってしまうか、 あるいは「これは日本語ではない」
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