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llvmと最適化に関するItisangoのブックマーク (2)

  • とても賢いコンパイラーの逆襲

    The Hacks of Life: The Dangers of Super Smart Compilers Clangの最適化が未定義の挙動を検出してコード片を消し去ってしまったことに引っかかった開発者の嘆き。 今日初めて、RenderFarmのDSF render(global scenaryを作成するのに使っている内部ツール)をClangで最適化コンパイルして実行した。 結果はsegfaultだった。これは驚きだ(そして自身消失だ)。というのも、最適化していないデバッグビルドは問題なく動くし、GCCでコンパイルされた最適化ビルドも正しく動く。-O0ではバグがない(つまり#if DEVコードのバグではない)ので、「最適化は何をやっているんだ」の時間だ。 大量のprintfと試行錯誤の結果、最適化は以下のようなコード片を丸ごとすっ飛ばしていることが判明した。 for(vector<me

  • コラッツの問題を用いた難読化は脅威なのか | 一生あとで読んでろ

    TL;DR: ソフトウェアの多くは外部からの入力に依存する実行パス(trigger-based code)をもつ. これを記号的実行(symbolic execution, シンボリック実行)などの解析手法から隠蔽する手法として,コラッツの問題を用いた線型難読化(linear obfuscation)がある[1]. 稿ではしかし,線型難読化されたコードはコンパイラ最適化によってある程度除去できることを示す. コラッツの問題 コラッツの問題は数論の未解決問題のひとつである. 任意の1でない自然数nに対して,nが偶数ならば2で割り,nが奇数ならば3倍して1を足す.この操作を繰り返していくと,どのような自然数nから出発しても,有限回の操作のうちに必ず1に到達する. この定理は経験則的に正しいと考えられているが,いまだ証明はなされていない. 線型難読化 たとえば次のプログラムtr.cは外部からの

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