セキュリティ企業のAVASTによると、rootkit感染PCの74%はWindows XP搭載機。不正コピーユーザーの多さが原因だとしている。同OSのサポートはあと約1000日で打ち切られる。 rootkitに感染したPCの74%はWindows XP搭載マシンだった――。チェコのセキュリティメーカーAVAST Softwareが7月25日(現地時間)、rootkitに関する調査結果を発表した。 同社は6カ月にわたり、63万件のrootkitのサンプルを調査した。その結果、感染PCの74%がWindows XP、17%がWindows Vista、12%がWindows 7搭載PCだったという。 rootkitは、サイバー攻撃者がコンピュータに不正侵入した後にOSの特権を悪用するための不正プログラムをパッケージ化したもの。ボットネットの形成をはじめ、さまざまな不正行為に利用される。 米Mi