APMツールとは、社内システムやWebサービス、アプリケーションなどの稼働状況(パフォーマンス)やトランザクションを可視化し、モニタリングするツールです。障害が発生した際には、アラートを発信し、迅速に原因を特定できます。 近年、企業のシステム基盤はIaaSなどのクラウド、仮想化環境、オンプレミス環境などに分散し、これらは緊密に連携し合うことで複雑に絡み合っています。同時に、システムの運用管理もますます複雑化し、負荷が増しています。そのため、これらのシステムの稼働状況を1つのツールで一元管理し、運用管理の負担を軽減するためにAPMツールが導入されています。 また、APMツールを用いてWebサービスやアプリケーションのパフォーマンスを監視し、障害時の原因を素早く特定し対策を講じることで、サービスレベルの向上にも寄与します。 APMツールの定義 ・Webアプリやソフトウェアのパフォーマンスと応答