米国で大規模なプライベートイベント「Oracle OpenWorld 2015」を開いたばかりだからでしょうか、米オラクル関連の記事を3本公開しています。「退くHP、進むOracle、転換点を迎えた老舗ベンダーのクラウド戦略」と「オラクルが『クラウドネイティブ』と言わない理由」、「ダイバーシティーはビジネス問題の解決に重要、OracleのCEOが語る」です。 「退くHP、進むOracle、転換点を迎えた老舗ベンダーのクラウド戦略」と「オラクルが『クラウドネイティブ』と言わない理由」の2本は、オラクルのクラウドに対する考えを理解するのに役立ちます。全方位で真正面からクラウドに取り組んではいるが、ITの常識を破壊するつもりはない 、と言えばいいのでしょうか。 このイベントでは、オラクルのラリー・エリソン会長兼CTO(最高技術責任者)が、米IBMや欧州SAPではなく、米アマゾン・ドット・コム、米