この記事は GraphQL Advent Calendar 2020 14 日目の記事です。 前回の記事は @joe-re さんの 「ライブラリの実装からCursor-based paginationにおけるcursorのフォーマットのベストプラクティスを探る」 でした。 前置き GraphQLは2010年代後半に出てきた技術の中でも個人的に特に強力なアプリケーション実装パターンの一つだと思っているのですが、シンプルな実装なのに利用用途が豊富にあることと利用する立場が違うと全く印象を抱く事から全体像を掴みづらく、本来持つべきポテンシャルに対してまだ認知が広がっておらず利用されていないように感じます。 今回はサーバーサイドからの視点を中心にGraphQLを構築する要素を分解して解説するのとともに、それを利用した際にWebアプリケーション開発やそれに関わるエンジニアに起きうる変化について書いて
概要 自社サービスの開発中、必要にかられてGOで簡単なリバースプロキシツールを作った話を書いてみます。 前提 自社サービスの開発を、次のような構成で進めています。 フロントエンドとバックエンド(APIなど)をパスで振り分け /の下はフロントエンド /api/の下はAPI その他にも色々・・・ フロントエンドとバックエンドは、担当者もリポジトリも、動いているサーバも別 それぞれサーバが開発環境、本番環境とテスト環境、のように複数の環境をもっている やりたいこと 前提の環境をもって、いざ開発をしようとローカル環境を構築するとなれば、 ローカルにnginxでリバースプロキシを立てて管理するのは面倒くさい ちょっとした環境の変更があると共有がいちいち面倒くさい フロントエンド担当者がわざわざバックエンドをcloneだのpullだの面倒くさい 環境間でテストするためにわざわざnginxの設定書き換え
米ヒューレット・パッカードはLinuxベースのネットワークスイッチ用OS「OpenSwitch」を公開、同時にOpenSwitchコミュニティをインテル、ブロードコム、VMware、アリスタネットワークスなどとともに立ち上げました。 これまで、スイッチなどのネットワーク機器は、ネットワークベンダが独自のハードウェアと専用のOSを開発し、ユーザーに提供されるものでした。 これは例えばサーバやPCのように、業界標準の仕様に合わせてベンダが自由にハードウェアやOS、アプリケーションを開発し、それらを利用者が自由に組み合わせることができることと比べると、クローズな状況に見られていました。 ここ数年、FacebookのOpen Compute Projectなど、ネットワーク機器でもハードウェアとソフトウェアを自由に開発できる環境を作り上げようという動きが目立っています。いわゆるホワイトボックススイ
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