議会を開かないまま専決処分を繰り返してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が28日、自身のブログで、議会の議決より市長の専決処分の方が優先されるとの持論を展開し、「日本中の首長で『議会があって良かった』などと思っている人はいない。居るとすれば、最初から公約を実現する気持ちの無い奴(やつ)だ」と記した。 竹原市長は25、26日に半年ぶりに臨時議会に出席し、4月以降の専決処分14件をすべて不承認とされた。 このブログは「首長に朗報――『公約は実現できる』」のタイトル。「『専決が議決に優先する』この事を知っていたのは、おそらく総務省官僚などごく一部の者だけだった」「『専決優先』を発見した事は公約を達成しようとする全国の首長にとって朗報である。しかし、これを利用した時に強烈に非難するのが御用マスコミだ」などと、持論を展開している。 竹原市長は、専決処分で副市長に選任した元愛媛県警巡査部長、仙波